発達検査の結果 その①
こんにちは!
アンブレラです。
先日実施された発達検査の結果が出ました。
この記事を書くにあたって伝えたいこと、個人的な考えなど書きたいことが山ほどあってうまくまとめられるか心配なのですが・・
そんなこんなで更新に時間がかかってしまいました。
関連して書きたいことが山ほどあるので分けて書かせていただきます。
長くなりそうですが、お付き合いいただけると嬉しいです^^
さっ、気を取り直して。
今回実施された検査はWISC-Ⅳ(ウイスクーフォー)という検査なのですが、どのような検査かご存じの方も多いと思います。(というか皆さんのほうが詳しいかも!)
私の知識の範囲内で簡単にお話させてくださいね。
今回受けた発達検査について
WISC-Ⅳ(ウイスク・フォー)という検査です。
ウェスクラー式知能検査の児童用です。
5歳の時にWISCを実施したので検査の名称は知っていたのですが、
大学の授業でウェスクラー式知能検査の一つであり、他には成人用があることを初めて知りました。
成人用(16歳~)はWAIS(ウエイス)と言うそうです。
また、就学前幼児用向けではWPPSI(ウィプシー)という検査があるようです。
以下、大学の教科書より文をお借りします。
一般知能のみを評価するのではなく、知能の内容も分析して領域別の得
意、不得意といった個人内差異も明らかにしようとした検査
出展元:初めての臨床心理学 株式会社北樹出版 森谷寛之・竹松志乃 編著
この文は田中ビネー式知能検査(以下、ビネー)との比較で紹介されています。
WISCはビネーと比較して個人内差を知ることができるため、得意・不得意がわかります。
細分化された内容(個人内差)としては、
①言語理解②知覚推理③ワーキングメモリ④処理速度
これらそれぞれの評価を知ることができます。
ここでは①~④の内容は割愛させていただきますが、ご興味のある方はネットで調べてみてくださいね^^
長男が受けてきた検査
長男は発達障害が濃厚になった時から様々な発達検査をしてきました。
2歳 | 遠城寺式・乳幼児分析的発達検査 | 保健福祉センター |
3歳 | 新版K式発達検査2001 | 児童発達支援センター |
4歳 | KABC-Ⅱ | 児童発達支援センター |
5歳 | WISC-Ⅳ(ウィスクラー知能検査児童用第4版) | 児童発達支援センター |
6歳 | 田中ビネー式知能検査 | 特別支援教育総合センター |
8歳 | 田中ビネー式知能検査 | 児童相談所 |
9歳 |
WISC-Ⅳ(ウィスクラー知能検査児童用第4版) |
放課後デイサービス |
※児童発達支援センターと同じ施設で 同じ臨床心理士、公認心理師より受けています |
※自分PCのローカルで管理している資料よりコピペしているので見づらかったらすみません(汗)
☆ 番外編ですが、4歳のころ人間性脳科学研究所にて澤口俊之先生(脳科学で有名な方)より発達検査を受けたこともあります。
ここ数年は、WISCとビネーを受けています。
実際結果を知るという経験の比較をしてみても、やはりWISCのほうが本人の発達の凹凸が分かるように思います。
ちなみに、WISCとビネーの検査結果のIQの誤差ですがビネーのほうが高く評価されるという話も何回か聞いたことがあります。
しかし、長男はWISCのほうがIQが高く出る傾向があります。
ビネーのほうがIQが低い
検査により、またその日の体調や環境により多少の誤差は出ます。
長男が初めてビネーを受けたのが6歳の頃。
就学にあたって教育相談の際「特別支援教育総合センター」で受けた検査です。
今までの検査はほぼ通っていた児童発達支援センター(療育)で受けていた検査なので場所も先生も慣れているので実力は発揮できていたと思います。
決して高くないが、低くもないIQで評価され、
心理士より「普通級で大丈夫!」と言われていたもので、教育相談で受けたビネーの結果に驚愕したのを覚えています。
ビネーは紙で結果をいただけないので細かい数値までは覚えていませんが
その一年前に受けたWISCとの差は15以上はあったと記憶しています。
・・なんですが、ビネー検査の一時間後から胃腸炎を発症して入院になったので
まぁ、具合悪かったんですよね。
そりゃそんだけ低く出るわけだわ。
話は戻ります
ビネーの結果により「特別支援教育総合センター」の先生からは支援級を勧められたわけですが、今まで見てきてくれた先生をとても信頼しているので「普通級で様子見させてください」とお願いをしました。
支援級に入れたくないという気持ちではなく、長男がついていけそうになかったらいつでも転級させてもいいという気持ちでした。
この辺のお話はまた、時期が来たら書きますね!
そんなこんなでこのビネーの結果は区のソーシャルワーカーさんへも伝わり
あれよあれよと療育手帳の交付へ至ったのでした。
体調不良による結果だと思っていたが
上記の通り、ビネーの結果がWISCよりだいぶ低く出たのは胃腸炎による体調不良といつもと違う環境で検査した結果だと思っていました。
もちろん、それもありますが2回目のビネーでも低く出ました。
2回目は8歳の時児童相談所で受けた療育手帳の更新の際の検査です。
この日の体調はばっちりでした。
正直、前回の結果が低く出過ぎたこともあり、今回の結果で手帳の再交付は難しいだろうと考えていましたが、
再交付されました! ^^;
IQ75以下の場合手帳交付になるわけですが、長男はこの時の結果がIQ91と出ています。
なぜ交付されたのかと言いますと、
自治体によるかもしれませんが、IQ91以下の場合「自閉スペクトラム障害」などの診断が下っている場合は交付されるようなのですね。
つまり、長男はぎりっぎりで再交付してもらえたことになります。
この中途半端な感じで手帳を交付してもらいなんだか申し訳ないような気もしますが、
今は市営駐車場の割引や施設の利用などでありがたく使わせていただいています。
予想通りとても長くなってしまいました。
今日はここまで^^
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回は、今回の結果について書かせてくださいね!
では!!